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2009年9月

2009.09.15

my alter ego

this month's ikkos calender says:
「コンプレックス、とんでけーーー!」

4分「年上」の双子の姉から、いつものようにメールが届く・・・
昨年のクリスマス休暇、とある女性誌の付録に付いていたIKKOカレンダーをアメリカに持ち帰った彼女は、月初めにIKKOの教えを私に伝道する。私たちにとってみれば、松下幸之助の格言や、おばあちゃんの昔ながら知恵が詰まった日めくりカレンダーのようなアイテム。
そんなおちゃめな彼女、関東に台風が上陸する前日に、遠い遠い(辺境?の)地 アメリカ・テキサス州へと飛びたっていった。どんより鼠色をした曇り空の下、小雨が降り出す中、ブラックのミニキャミワンピをひっかけ(季節感ゼロ)傘も持たずに家を飛び出して、何度も何度も空を仰ぐ。ノルウェーやアラスカでオーロラ鑑賞中に、上を見すぎて首が痛くなる感覚ってこんな感じだろうか。

ここ数年間。双子の姉を成田空港へ見送った後、大空を見上げて姉を想うのが、私の習慣と化している。

母親のお腹の中からずっと一緒だった姉。今でもいい年して取っ組み合い(引っ掻きあい?蹴りあい?)の喧嘩をしても、数分後には何事もなかったように抱き合い、話し合い、分かり合える人間は、彼女の他にこの世の中にいるだろうか。共同運命隊で、この世にたった一人しかいない、唯一無二の存在。似たもの同士のようで(仕事・キャリア、学歴 国際性など) 性格や人柄は真逆。親友でもあるが最大のライバル。兄弟のようで兄弟でない。

子供の頃、優等生である姉に対してコンプレックスを抱き、両親に愚痴や恨みの言葉さえ口にしたこともあった。共に受験した中学校の入学試験で私だけが落ちたり、「お茶碗を割ったのはお前だろ」「電気つけっぱなしはまたお前か」と両親に言われたり、姉がアメリカ留学なら私はイギリス留学だと決意してみたり。無論、世間で片割れとか分身と言われるのも、物凄く抵抗感を覚えていた。それに正直言って、双子に宿るといわれるスペシャルパワー、所謂お互いテレパシーを感じるだとか、同じ感覚を共有できるだとか、そんな体験した試しがない。なのに今、不思議なことにそんなことどうでもいいし、どうでもよくなった。

昔から人一倍き真面目で頑張りやの姉。一時期フィットネスに激しくハマり、毎日7000カロリーも消費するだの、完璧主義&神経質な性格から、睡眠不足に陥るまで仕事をするだの、そんなこと日常茶飯事だった。でも今回、私が一番印象に残っている姉は、リラックスして自然体の女性だった。品川プリンスの眺めのいいラウンジバーで、ちょっぴり酔っ払って、母の腕の中で無邪気に眠る姉。中華街にて、ドイツ人の彼氏から肉まんをさりげなく奪う姉。横浜リゴレットのオープニングイベントで、ぺペロンチーノのお替りを私にねだる姉。今までいないほどナチュラルで素直、それでいてやっぱり芯が強い彼女に、惚れた。
二十関節をもつ、100年に一度の言われるバレエダンサー、シルヴィギエムとのご体面が実現に至らず傷心の私だったが、、、双子の姉の偉大なパワーを体中に浴びて、心機一転、何だか私、どんなことにでもぶつかって、跳びこんでいけるような気がした。これからも姉妹二人三脚で、切磋琢磨し続けて、そうね、かの有名なカノウ姉妹とは言わないまでも、必要あらばカラダを張って(?!) 世界を舞台に活動していければと強く願う。

出発直前の成田空港にて。大きな瞳に涙を浮かべながら、私の華奢な背中に腕をぐるっと巻きつけ、彼女は呟いた。
Stay honest & modest emily!
いつだって素直に、そして謙虚にね。
今でも週数回通うジムで鍛え上げた、その二の腕から繰り出すパンチは間違いなく強力だろうな 苦笑 
私のIKKO 心いっぱい、どうもありがとう。

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